犬の去勢手術を行なって術後半年がたちました。去勢手術の効果は?
去年(2014年)10月の半ば、去勢手術を受けたミニチュアダックスの我が家のPさん。少々攻撃的な性格は去勢手術を受けて、はたして穏やかになったのか? 術後から現在までの傷口の経過などと併せてご報告いたします。
去勢手術直後の画像を見ると糸で結んだ傷口が痛々しい。動物病院の先生のお話だと傷口はわんちゃんにはとても気になるようで、傷口をペロペロ舐めたり糸を歯でしごいて引きちぎってしまったりということがけっこうあるそうです。そうすると、傷口からバイ菌が入って化膿し、なかなか治らなかったり傷口がくっつかずにまた開いてしまったり…。
我が家のピースは、先生にエリザベス・カラーを勧められ、クリアファイルとガムテープで簡易作成したものを装着したり、私が家にいる時はピースの様子にいつも目を光らせ傷口を舐めようとすると「ダメ!」と注意するなどして、早い段階で傷口がふさがったので苦労はあまりありませんでした。
半年たった現在、手術の箇所はもうすっかり傷口もわからなくなり、こんなにきれいになりました。やはり同じころ、去勢手術を受けた友人のお宅のわんちゃんは、エリザベスカラーも役に立たず、糸をすぐに噛み取ってしまい、2回も病院で縫い直したと言ってましたよ。ワンちゃんの性格によっては傷口を舐めさせないために飼い主さんが苦労するケースは多いようです。
はじめは袋の皮だけが、空気の抜けた風船のようにプラプラとなびいていたタマタマちゃんは、半年たってぺったんこになり、色は残っているものの皮膚と同化して皮の部分はすっかり吸収されてしまっています。触ってみるとホント平らですよ。
本人は恥ずかしげもなくお構いなしのこんな格好をしてくれたのでパチリ。ほらね? 取ってしまった部分は同化してしまったでしょ。Pちゃん、いいポーズありがとう(笑)
去勢手術をしたせいなんでしょうか? 食欲が前よりも増して、手術前4.5キロだった体重が今は5.6キロに増えてしまいました。お散歩しててもなんだかツチノコが歩いているようで。
ピースももう8歳。重量オーバーの体重を放っておくと腰に負担がかかってヘルニアにでもなったらたいへんなので、現在は私といっしょにダイエットの真っ最中です。
ところで、去勢をすると犬の性格は穏やかになるって聞きました。動物病院の先生も「この子は少しきつい性格だから絶対やったほうがいいよ」って言ったのでお願いしたのですが…。
なんだかあんまり、というか、我が家のピーちゃんは、ほとんど前と性格が変わってないみたい。もっと若いうちに去勢したほうがよかったのかなぁ…。
ただ去勢手術をやってよかったことは、腰を振らなくなったこと。やっぱり性欲は抑えられたみたいなので、そういう意味では本人のストレスもなくなって、結果的には去勢手術をやってよかったと思っています。