愛犬のエリザベスカラーを100均ダイソーの材料で作ってみました(画像あり)
我が家の愛犬ピーちゃんが昨年、去勢手術を行なったとき、術後に傷口を舐めないようにエリザベス・カラーを付けるようにと動物病院の先生に勧められ、そのとき先生が「うちの病院で使っているカラーの形を覚えて帰って、自分で作っちゃえばいいんだよ」と教えてくださいました。
「え?! エリザベスカラー って自分で作れるんだ!」
ということで、さっそく家にあったA4のクリアファイルで作った最初のお手製エリザベスカラーがこちら。ですが、ガムテープがちょっとかっこ悪いので、100円均一のダイソーに、エリザベスカラーの材料を探しに行ってきました。
ミニチュアダックスなどの小型犬には、目安としては半径15~20センチの円が収まるくらいの薄いプラスチックのファイルケースのような素材が必要です。ダイソーの店内を見て歩くと、ペラペラとした薄いまな板を発見。「あ!これだ!」と思いましたが、残念なことに大きなサイズは置いてありません。あきらめかけたとき、これならいいかもという材料を見つけました。
素材はダンボールに似た紙でできていますが、コーティングがしてあって頑丈そう。ま、失敗しても、作ったエリザベスカラーの寿命が短くても、また材料を探して作ればいいや。
強力両面テープとマジックテープもいっしょに購入。家に帰ってさっそくエリザベスカラーの工作開始。まずはボードにだいたい半径20センチの円を描いて、円の中心に目印を付けておきます。線の内側をはさみかカッターで切ります。
そして、わんちゃんの首周りを計ったら首周りのサイズの円を中心に書きます。
次にその円をカマンベールチーズのように6等分し、そのカマンベール1個分の延長線上に円の外側に向かって点線を書きます。
そうしましたら2本の点線を中心に向かって切っていきます。ここの部分は装着時に開閉させる部分になります。
そして中央のカマンベールのような丸い部分も切り取ってしまいます。
鍵穴のような、パックマンのような形になったら、あとは調整です。
だいたいの形ができたら、一度わんちゃんに装着させてみて、首周りがキツかったら1センチぐらいずつ切っていって、しっくりくるサイズに合わていきます。
また、カラーが大きいようだったら、こちらも少しずつまわりを詰めていきましょう。このとき大胆にやってしまうと取り返しがつかなくなるので、少しずつ慎重にサイズを合わせていきます。
形(サイズ)が決まったら今度は開閉する部分にマジックテープを付けたいので、強力な両面テープを貼っていきます。
はじめに点線を引いて切った部分の片方は表に、もう片方には裏にテープを張ります。
そして左右の裏と表に貼った両面テープの上にマジックテープを載せていきます。
マジックテープを貼り終われば、もうエリザベスカラーの完成ですが、とがった部分は危ないので丸くカットしてあげるか、ビニールテープなどでガードします。
最後にマジックテープを合わせれば、手作りエリザベスカラーの完成です。通販で買うとけっこう高い エリザベスカラー も、自分で作れば材料費は300円。
素材は耐久性などを考慮してお好みで選んでみてください。この方法なら型紙なしで100均に売ってる材料だけで、エリザベスカラーが簡単に作れちゃいますよ。