愛犬の去勢手術をやってきました。費用も格安。術後の様子は…
動物病院で 耳下のしこりの検査 をした愛犬Pちゃん
先生のすすめで去勢手術をすることに…
今日は Pちゃんの去勢手術
当日は台風。朝からお天気は大荒れです。
「10時に病院へ連れてきてね」ということで、台風の中、病院へ向かうピーちゃん。去勢されるとは知らずに、車の中で立ち上がって、窓の外の様子を眺めていました。
そんなけなげな様子を見ると、これから去勢手術に向かわせる罪悪感も感じたりしますが…
予定通り、10時前に動物病院に到着して診察室へ。診察台に乗せられ、昨日よりも大騒ぎなPは、診察台から落ちそうになります。
興奮はクライマックスで、咬んでは大変だということで、動物病院にあずけるにあたり、エリマキトカゲのようなエリザベス・カラーを首に巻かれたPちゃんは、先生に抱っこされ、ケージのある奥の部屋へと消えていきました。
初めて飼い主と引き離されるPちゃんは、もし眉毛があったら漢字の八の字になってるだろうと思えるくらい、しょぼぼ~ん。。と不安でいっぱいの顔に見えました。
残った私は手術の詳細について話を聞いたうえで手術の同意書にサインをしました。
去勢手術にかかる時間は7~8分ほどで、たいていは3針縫うだけ、多くても5針だそうです。
「その日のうちに退院できるのですが、麻酔から覚めてしばらく様子を見てから引き渡したいので、お迎えは4時以降にお願いします」と言われ、後ろ髪を引かれつつも、ひとまず動物病院をあとにしました。
オス犬ピーの去勢手術はあっという間に終わり、費用も格安でした。
ピーの退院予定時間の4時になったので、再び動物病院を訪れ、診察室に通してもらうと、すぐにエリザベス・カラーを付けたPちゃんを飼い主のところへ連れてきてくれました。
Pはまだ麻酔が効いている様子で足元がフラフラ。それでも「早くおうちに帰ろうよー」と言わんばかりに必死に私にしがみついてきます。エリザベスカラーを取ると目が3分の1くらいに小さくなってしまっているように見え、涙目でショボショボして、いつものかわいいピーの顔とは別人(犬)です。
そんなピーを「よしよし」しながら先生のお話を伺うと、去勢手術は何事もなく終わり、その時に耳下シコリ周辺の喉、口の中、そしてシコリの細胞も採取して調べてくださったそうですが、今のところ、気になるものは見つからなかった、とのことです。
「手術の傷口があるので、抗生物質を10日間出しましたが、もしかしたら、同時にシコリにも作用する場合もあるのでそこは様子を見てみましょう」というお話でした。
それから、傷口があると、どうしてもわんちゃんは気になってそこをペロペロと舐めてしまい、中には、去勢手術で縫った糸を歯で引きちぎってしまう場合もあるとか。
そうなると、また開いた傷口を縛り直したり、傷口が乾かずにグチュグチュと化膿してしまい、なかなかな治らなくなってしまうようです。
犬が傷口を舐めてしまうようなら、しばらくのあいだ エリザベスカラー を付けるようにと言われました。
「病院でも販売してるけど、わざわざ買わなくても、形を覚えていって、自分で作っちゃえばいいよ」って先生が教えてくださいました。
受付に呼ばれてお薬をもらい、飲ませ方の説明を受け「本日は1万4,040円です」と言われ、「は?」と耳を疑いました。
耳下のしこりの検査と去勢手術と薬を出してもらって、1万4,040円!?
そんな安い金額のはずがないでしょ?と思い、「ほんとうにこの金額でいいんですか?間違いじゃないですか?」って聞き直してしまいました。受付の女性は「はい大丈夫ですよ」とにこやかに微笑んでいます。
次回は1週間~10日後、傷口が乾いた頃に来院してください。といわれ、驚きながら動物病院を後にしました。
やっと車に乗ったPちゃんはお目めがショボショボ、足元がヨタヨタ…。元気がまるでありません。やっぱりタマタマを取られて、勇ましい勢いがなくなちゃったのかなぁ?と思ってしまうほどおとなしいのです。
家に帰ってもぐったり。目がちっちゃく三角になってしまっていて、顔がこんなにも変わるのか?と思うほどピーじゃなくなっています。あのかわいいピーの顔にちゃんと戻るんでしょうか?
去勢手術で昨日の8時以降はなにも食べていないので、ご飯を用意してあげると、きれに食べました。食欲はあるんだな、と一安心。
その後は爆睡です。そばを通っても、身体に触れても目を開けません。「死んじゃってないよね?」って思うほど、しまりがない顔になって口も開けてひたすら眠っていました。
去勢手術を終えた夜、鼻も乾いて痛々しいPちゃん(ちょっとかわいそう)
明日は少し元気になるかなぁ・・・
去勢手術の翌日もまだ傷が痛む様子です。